だいさく NOSAI獣医日記

強みをみつけ、チャレンジを与えられる獣医でありたい

農家さんが何を求めているかを理解する

ちょっと気になることがあったので、記しておこうと思いました。

農家さんとのコミュニケーションで私が(意識しないと出来ていないから)気にしていること。

  1. あいさつ(社会人として当たり前)。農家さんは今日初めて会う人は私かもしれない。さらには今日一日で会う人が私だけかもしれない。
  2. 間違え、失敗、ちょっとでも農家さんに迷惑をかけたなと感じたら誠実に謝る。これが本当に本当に本当に大事と私は思います。これが全てかと思うくらい大事。
  3. 自分の価値、考えを押し付けない。
  4. 農家さんが私に何を求めているのかを全力で理解する
  5. そのために、話しを聴くに徹する。私は最初徹する気持ちで入っても、結局はいつの間にか話す側に回ってしまっているので、意識して聴くに徹する対話を心がけるようにしている、ですがこれがなかなか難しい。
  6. ここで引き出した情報がその農家さんの価値観。
  7. それぞれの農家さんの価値観・私に求めていることを見抜く。皆違うと思います。
  8. それに応え続ける。
  9. 応え続けて自分の武器、価値が生まれてくる、と私は思います。
  10. 自分の価値を農家さんに感じてもらって、その対価として診療料金をいただく。
  11. 料金が高くても獣医療サービスが良ければ、農家さんは高いとは思わない。逆に獣医療サービスが悪ければ、たとえ安くても高いと感じる。

入社した時に、このような獣医師になりたい、自分はこのような獣医師だ、と思うのは素晴らしい心がけだと思います。しかしながら、それに縛られることなく、「農家さんが何を自分に求めているのか」を考えてそれに応える習慣が農家さんと信頼関係、円滑なコミュニケーションには大事かと、私は思います。

あくまで、私が個人的に思っていることであること、ご了承いただれば幸いです。

最後までお読みいただきありがとうございます。