だいさく NOSAI獣医日記

強みをみつけ、チャレンジを与えられる獣医でありたい

職場で自分に求められていること。「アイデア」と「企画力」。

新しい職場で、自分に求められていること、それが「イデア」と「企画力」。

正直なところ、自分はもともと頭が切れる人間でもなく、これらの能力が高いとは全然思えず、正直悩む毎日が続いています。

どうしたら皆に役立つアイデアを出せるのか?

どうしたら新しい斬新な企画を生み出すことができるのか?

ここに来てからの4週間では、なかなか思いつかず、思いつても大したことなくだれでも思いつく内容だったので、悩んだ結果、色々調べたり聞いたりしてみました。

その中で読んだ書籍の中の一冊と、お会いしたある方の言葉が似ていたので、その言葉をいつでも見れるようにブログに残しておこうと思いました。

書籍は、『アイデアの作り方(ジェームス・W・マキロン)(株式会社CCCメデイアハウス)

その中で示されたイデア作成の大切な原理(心得)とは、

①アイデアとは、既存の要素の新しい組み合わせ以外の何物でもない

②新しい組み合わせを作り出す才能は、事物の関連性を見つけ出す才能によって練習で高められる

ということです。

この心得は、5つの階段があり、決して階段を飛ばしてはいけないということです。

ステップ①  資料集め、事実集め。

ステップ②  集めた資料を咀嚼し、意味を探す。二つの事実を並べパズルを組み合わせるように関係性を調べる。

ステップ③  一度頭から問題を完全に放棄し、短くは寝ること、別のことをする。

ステップ④  ステップ③が終わった後、常にそのことを考えていると予想しない時にアイデアが訪れる

ステップ⑤  現実社会で有用性にあるものとするため、理解ある人々の批判を仰ぐように表にだしていく。

これらの中でも特に①と②は意識的に行う行動であるため、やるかやらないか次第です。①と②を行えば大部分は進んでいます。

この本を読んだ後に、ある方とお話する機会を得ることができました。5時間、飲みながら色々教えていただきました。

「先生は、アイデアと企画力が非常にするどく抜きんでているとお聞きしました。どのようにいつも考えていらっしゃるのですか?」

その質問への先生の答えが、

「まずは、色々な、多くの人と話すこと。次に、話して集めた情報から、関連がありそうな事柄をいくつかに絞る。その時は、多くの人の役に立つ、つまり求められる人の数を意識する。限られた時間の中では、求める人の数を意識している。そして、その関連した情報を、例えば獣医療だったら、Pubmedやネットなどの検索サイトで、キーワードを入れる。ヒットしたら、このキーワードに関連するそれらの情報を読み、現状を把握する。それで、自分はここに何を新しく付け加えることができるのかを想像する。そしたら、色々見えてくることがあるとのことです。とにかく多くの人と話すこと。特に若い獣医師はするどい視点を持っているので一杯話したら良い」と教えていただきました。

書籍の①と②と似ているかと思いました。

そこで、まずは①の資料集めについて、この本では以下のように続きがありました。

資料は、2種類あり、特殊資料と一般的資料です。

特殊資料とは、セミナーや獣医技術(製品)についての資料と、それを広めることで習得してほしい獣医師(消費者)についての資料

一般的資料とは、人生とこの世の種々の出来事についての一般的知識。教養に近いと思います。

これらの資料が多ければ多い程、新しいアイデアを生み出せるチャンスが多くなるとのことです。

やるかやらないかなので、この職場で自分を活かすためにも、まずは、多くの色々な方と話したり、資料をたくさん集めることを始めていこうと思います。

最後までお読みいただきありがとうございます。