だいさく NOSAI獣医日記

強みをみつけ、チャレンジを与えられる獣医でありたい

People don’t buy what you do. They buy why you do it.

People don’t buy what you do. They buy why you do it.

人々はあなたのWhatを買うのではない。あなたがそれをしているWhyを買う。

 

有名なTEDトークで講演されたサイモン・シネックさんの言葉で、8年ほど前だったと記憶しています。ゴールデンサークルという理論(Why→How→What)で説明されているですが、当時の自分は衝撃を受けました。

What:していること

How:やり方

Why:している理由

たとえば、牛の獣医療では、繁殖検診という事業があります。その繁殖検診のWhatは、フレッシュチェック、発情予測、発情同期化、定時授精プログラム、発情誘起、妊娠診断、長期不受胎対策、BCSチェックなどです。これらがどういう内容で、どうするのか、どのような結果をもたらすのかを自分たちは言葉で説明することは多くの獣医師ができます。

しかし、なぜ繁殖検診という事業をしているのか、その目的、大義、理念であるWhyを伝える前にWhatやHowを最初に農家さんに説明する、または後輩に教える先生の方が多いのではと自分は感じています。

繁殖検診や牛群検診のWhyとは何でしょうか?

これは、人や組織によって考え方は様々だと思います。しかし、人の心が動くのは、Whyに対してです。

何をやっているかも大事ではありますが、なぜそれをやっているのかを自分も最も大事にしていきたいし、その大切さを伝えていきたいと思います。