だいさく NOSAI獣医日記

強みをみつけ、チャレンジを与えられる獣医でありたい

新しい一歩

今年度から、新しい仕事を担当することになりました。NOSAIを辞めた訳ではありません😅

全国農業共済協会(NOSAI協会)出版の家畜診療誌の中央編集委員です。

これまでは、地方編集委員を担当し、誌面に取り上げてほしい記事を自分で考えたり、NOSAI内の獣医師に案を募集したり相談したりして提案していました。

中央編集委員の役割は、

①地方編集委員からの提案を委員会で採用するか否か。

②採用する場合どの先生に原稿を依頼するか。

③その先生に誰が連絡し相談をするのか。

④全国の獣医師からの論文投稿の査読をだれが行うのか。

などを話し合う会議です。

このような普段の生活をしているだけでは経験できない仕事を、前任の先生から後任として自分を選んでいただき、本当に感謝の気持ちで一杯です。

中央編集委員会の先生方は知らない人はいないのでは、という方々ばかりで、会議が終わって妻に電話したら、「久しぶりにすごい緊張してたね」と言われました。でも、地元のNOSAI診療所にいるだけでは経験できないことなので、新人に戻った気持ちでチャレンジ精神を大事にし、何年目とか関係なく外に出る新しい一歩にチャレンジしました。

自分は新人時代から今に至るまで、この家畜診療誌で様々な情報を得ることができ技術を高めることができたと実感しています。

なので、少しでも家畜診療に携わる獣医師先生方の診療の役に立てるような興味深い記事を掲載できるように、家畜診療誌の制作に全力で取り組みたいと思います。

これで現在の自分の仕事は、以下の3つになりました。

①NOSAI北海道の家畜診療所の獣医療(本業)

②NOSAI北海道の獣医師教育プログラム構築プロジェクトチーム

③家畜診療誌の中央編集委員

自分は正直頭が切れる賢い人間ではなく、勉強ができるわけでもなく、効率がいい人間でもないですが、継続する力は養ってきた人間だと思っています。

仕事は増えていますが、与えられた仕事を粘り強く継続して、貢献していきたいです。そして与えられた仕事の中から自分の「志事」になるかもと感じたものには、これからも積極的にチャレンジしていこうと思います。