だいさく NOSAI獣医日記

強みをみつけ、チャレンジを与えられる獣医でありたい

兄貴が日本サッカー協会指導者ライセンスB級取得!

嬉しいことがありました!!!

兄貴が日本サッカー協会(JFA)の指導者ライセンス制度の中のB級を取得しました!!!

C級を取得してから5年間かけてB級を取得しましたが、さすがにB級の内容は本当に難しく大変だったとのことです。

兄貴は地元の役場の一職員で、同じカリキュラムを受講した人たちは現役の大学生や、サッカーの実績がすごい人ばかりが集まってきていて、40歳を超える人は少数だったとのことです。うれしいことに自分の高校時代の同期だった人も参加して、すごい指導力のある男になっているよと兄貴が言って、卒業した後もみんな頑張っているんだなと感慨深い気持ちになりました。

そのような人たちがいる中で、取得できたのなんでだろうと兄貴に聞いたら、「継続して講習会に参加し続け、そのがんばりが認められたんじゃないか」と自己分析していました。

ライセンス取得までのカリキュラムの内容は医学内容も含め多岐にわたり非常に多かったとのことですが、最も強く話していたポイントが以下の内容です。

「一つのプレーで問題が起きた時に、そのプレーに対して、その選手だけ(On)にフィードバックする。また、なぜ生まれたのかを、その選手に焦点を当て選手に伝える」

これは、サッカー場でよく見る光景です。

今のプレー良かったよ!

なんだ今のプレーは!

と本人だけに伝えるなどです。

しかしながら、B級を取得する過程は、これでは足りないとのことです。

「その人だけに焦点を当てるのではなく、その人以外の選手の動き(Off)まで考える。またそのプレーが起きた時に、そのプレーがなぜ起きたのかを、それまでの流れを遡り、本当の原因を探す。また、その探す過程においても、コーチがあれこれ説明するのではなく、問いかけで、選手たちに考えさせ、選手たちが自分たちで気づけるのを手助けする指導方法を実際の高校や大学のサッカー部に行って実技練習する」という、本当に視野を広く持つことの重大さと大変さ、ティーチングとコーチングを上手く使いこなす力を養成する内容だったとのことです。

サッカーを通じて、選手である子供たちの自立、また成長を本当に育むためには、このような指導力を身に着ける必要があることを知り、これは、入社してくる獣医師に対しても同じだなと兄貴と話していて思いました。

獣医師は国家ライセンスではありますが、指導力とは正直別物です。

獣医師にも、JFAから学んで指導者養成カリキュラムなどを日本獣医師会で作るのはどうでしょうか(笑)?